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鉄板と檜

 


建築ばっか見てちゃいかんといいながら建築について。


昨日は先生のオープンハウス。うちの先生はスチール、つまり鉄板を使ってなんやか試行錯誤して設計をしてはる人です。今回のはその鉄板で家をつつんで、構造用合板を使ってる住宅。今回のはすごくコルビュジェっぽかった。とくに屋上のテラスとか足下周りのディティールとか。ていうかあの人は60周年記念館にしろコルビュジェの影響はすくなからず受けてると思う。大学内では批判の声の方が多いけど、僕は結構この人の建築は好きです。



 




その後は三分一さんの六甲枝垂れ。意外と小さかった。この人の建築は行ってみて毎回驚かされる。っていって2作品めやけど。ホンマにダイアグラムどおりの現象が起きてるし、なによりディティールがすごい。地球のディティールが。今回のは檜のにおいがすごくいい感じで、構造と意匠で組んだトラスの影がめっちゃきれいやった。なにより風の涼しさがびっくりしたけど。



両者の印象の共通点は素材の使い方が上手だったこと。鉄板の特性いかした建築と、檜の暖かみを使った建築。人工物と自然物やけどどっちも魅力的ではあると思います。




  

最近よく思うけど最初からバカにしてるとだめだと思います。見てみないと!頭でっかちはだめです。そういう人多い気がする。自分もそうなんやろうけど。